出逢いは秋風とともに歌詞
添加日期:2023-12-24 時長:05分04秒 歌手:yukina
それは突然の報せだった 新しい仲間の顔なんて見れない
嫌われる事で楽になるはずなのに 指先はなぜか震えてた
変われない私はどこにも行けなくて
小さな出逢いがいつも大切だった
あの日 帰る場所をなくし群れにはぐれた鳥たちは
お互いの隙間を埋め合うように
今も胸の奧に殘る 傷跡は消えないけれど
もう少し翼を休めていたい
暮れゆく港で見たあなたは 片隅で瞬くあの星に似ていた
「獨りで居たいの」なんて嘯くけれど 本當は気が付いて欲しい
複雑な気持ちを言葉にできなくて
黙ったまま指先をそっと握った
あの日 多くの哀しみを宿す空色の瞳が
溫もりを求める迷子のように
酷く怯えて見えたから 冷たい雨降らす雲が
ひとひらになるまで寄り添っていた
乾いた風の行く先が
鈍色の空を 亂脈の海を 映したとしても
この手で繋いだ固い絆は守って行こう
波の向こうに消えていくあの子が
最後に見せた笑顔の意味に気づいた
あの日 帰る場所をなくし足を止めた私たちは
お互いの隙間を埋め合うように
時が來たら覚めてしまう 不確かな夢だとしても
明日また會えると信じていたい
桜の季節には 靜かな海で