千年の獨奏歌 -MIKU EXPO 2014 in INDONESIA Live-歌詞

添加日期:2023-12-23 時長:04分41秒 歌手:KAITO

ひとり灰色の丘
乾いた枯草踏みしめて
思い巡らせる 空の彼方に
風に揺れる花びら
柔らかなあなたの微笑み
淡い記憶のかけら
セピア色の向こうの幻
誰も知らない 歌を奏でよう
この身が錆びて 停まろうとも
崩れかけた墓標に
歌い続けよう あなたの 殘した歌を
この體は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう
沈む夕陽に向かう
色あせたギターを片手に
響くこだまに踴る 影法師
擦り切れた指先は
光を鈍く照り返して
口ずさむメロディは
風に乗って空の向こうまで
かすかに軋む 銀の歯車
響いてゆく 鈍色(にびいろ)の鼓動
ガラスの瞳に 映るこの空は
どんな まやかしだろう
この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう
あなたと出逢った すみれの丘も
幾千の夜に 灰色の亡骸(なきがら)
この體は全て 作り物でしかないけど
この心はせめて 歌に捧げていよう
この月の下で もうめぐり逢うこともないけど
この空に向かって 歌い続けていよう
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