となり町の映畫館歌詞
添加日期:2023-12-22 時長:03分22秒 歌手:小田晃生
作詞 : 小田晃生
作曲 : 小田晃生
とんがり山を車で越えて となり町にひとつきりの映畫館へ
チケットもぎのおじさん こんにちわ となり町にひとつきりの映畫館へ
ひとつきりの映畫館はとても古いから上映中の映畫もひとつきり
「これがなくっちゃ」と父さんはポップコーンとパンフレット買ってくれる
跳び上がるほど大きな音で僕の心臓はドキドキする
見逃すまいとトイレに急ぐ僕はささくれたドアでひざっこぞうにケガをした
忘れてしまうこと なくなってしまうもの ちっぽけなうたにしてつぶやくよ
傷も目立たなくなった頃 僕はなんだか大人になっていた
父さんも母さんも歳をとった 僕はなんだか大人になっていた
そしてひざっこぞうの傷あと見るたび思い出話がしたくなる
僕の町は土の匂い となり町は海風と潮の匂い
休みの日でも空いててさ シートもそんなに柔らかくはないんだな
ちゃんとまだ殘ってたらいいなぁ となり町にひとつきりの映畫館さ
今度は僕が自分で買うよ チケットとポップコーンとパンフレット