ようやく君が死んだんだ歌詞
添加日期:2023-12-21 時長:02分41秒 歌手:初四_Tigridia
ようやく君が死んだんだ。
約束通り君が先に死んだんだ。
きれいな顔で死んだんだ。
ゆら、ゆら、ゆら。茹だる夏に。
ようやく君が死んだから、
僕もようやく自由に暮らせる。
あぁ。眠れず襲う、獨り夜が。
ようやく君が死んだから、
好きなだけ寢て休日を謳歌しよう。
ようやく君が死んだから、
好きなものを食べて暮らしてやろう。
ようやく君が死んだから、
飼えずじまいだった貓も飼ってやろう。
「僕より先に死なないで。」
君に聞こえないように、囁いた。
ようやく君が死んだから、
気になっていたあの子とデートをしよう。
ようやく君が死んだから、
君が嫌いなアイツとも遊べる。
ようやく君が死んだんだ!
早く行かなきゃまた夜が來る。
あぁ。何故、また、足がすくむ。
喜びで弾む心とは裏腹に
不安定な脈が聲を奪ってく。
消えぬ後悔と殘り香が
消える脳內の情景が
僕を夜へと連れていく。
早く走り出せ!夜の街並みへ。
寂しがりな君に屆くように輝いた。
ようやく君は死ねたんだ。
死にたいくらい辛い苦しみから遠く
さよならなんて言わないよ。
すぐ迎えに行くからさ。
「ようやく君が死んだから」
なんて割り切れないくらい君が好きで
次は僕が葉える番だ。
「私を獨りにしないでね。」
朝焼けに鳴くフルマリテ
殘す言葉が決まらず風に揺れている。
「 。」
遠くへ行け。
早く探し出せ!君の輝きを。
誰よりも先に見つけ出し名付けるさ。
「ようやく君に會えるんだ。」
何より大切な君に捧ぐ歌。
さよならなんて言わないよ。
すぐ迎えに行くからさ。