ELecTric woNderLAnD歌詞

詞：浮森かや子
曲：浮森かや子
編曲：オッカ
サクサク凍りついた絨毯
造花の群れがぺちゃくちゃと喚く
ちらりと睨みつけた鍵穴
風切り駆けだすもう戻らない
キャラメルの匂いぬるい體溫
シルクの手觸り海の塩あじ
すべてまぼろし錯覚だけど
ここで漸くなにか見えてくる
「ぼくのなかにあるかも知れない
希望を秘めた小さな種に
水をあげ過ぎて溺れてしまう」
すべて吸い込んであげましょうか
魔法のスポンジ砂漠になるまで
Dindan dindan無敵のシンバル
黃金の粒がはじけ飛ぶよ
ここで踴るわたし
あなたに手を伸ばしましょう
シャルシャルウィダンス？
どうせ夢よ見せてあげる
素敵な舞台
お顔のない奇妙な食卓で
不味いものを美味しいと囀る
おくちのなかでアレコレ混ぜて
呑み込んだら
何を食べたかも解んない
お家の外は怪物だらけ
鋭い爪がギラリときらめく
膝を抱えてくちびる噛んで
くちはてる夢を見て飛び起きる
「ぼくのなかにいるかも知れない
きらきら光る微生物たち
心無いおさかなに
食べられちゃう」
すべて呑み込んであげましょうか
魔法のクジラ絶滅するまで
Runfan runfan無垢なるトランペット
凜と立つ運命を知って
ほどけた包帯を
蝶々結びしてあげる
シャルシャルウィシング？
笑顔見せてだあれも見てない
わたしだけ
うすく固く透明で巨大な窓
越えられないそれは無情なborder
真夜中に息を吹き返すあなた
あなたもいつかわたしを
忘れるでしょう
でもこの夜が終わるまで
とびきりの歌を聴かせてあげる
それが魔法のワタシ歩き出すまで
Rinrinshan電子のコンフェティ
夢のようなディジタル
ショウタイム
無言の大喝采
手拍子をお忘れなく
音楽の魔法はとけない
わたしはいつもここで待ってる
さあもう朝だよ君の世界