光舞-いかづち歌詞
添加日期:2023-12-16 時長:04分02秒 歌手:イリジウム
作詞 : 宮崎由葉
作曲 : クサノユウキ
たった一筋の雷光(ひかり)でも
枝岐れした欲望(のぞみ)の上から
鳥は鮮やかに飛び発つ
見上げた蒼空(そら)に廻らす想いを
叫ぶことで描いた
闇飾るように 稲光に似た
鋭い矛先を集めては
その空しさを 振り回す果てに
再び誰かを傷つけても
今はたった一筋の雷光(ひかり)でも
遠くから吼聲(こえ)貴く響かせたら
追いかけても 屆かずとも 牙を剝いても
渇きを抱ける場所探して
継ぎ接ぎにした 器を満たした
熱が不意に波を立てる
君を想うと 溢れて零した
大事であるが故に
粉々(ばらばら)にした 互いの絆を
冷ましてく季節(とき)を待つくらいなら
そんな破片(かけら)で この闇切り裂く
瘡蓋(かさぶた)が剝がれ落ちる前に
全てだった その価値奪われても
明日はもっと 美しくあれるなら
聲嗄れても 醜くとも 癒えぬ傷跡
私は蒼空(そら)輝き続けて
滴る血の匂い求めて 風下で獨り佇む
譲れぬ誇り翳して(かざして)
轟く心 まだ足りないなら
さぁ壊して
ただ華となり散るのなら
いつかきっと闇に蕾(つぼみ)をつけて
この叫びをどこまででも 伝えるように
生命の音を 鳴らし続けて
夢はたった一筋の雷光(ひかり)でも
永遠(とわ)に ただ吼聲(こえ)貴く響かす現在(いま)
手を伸ばして 摑むはずの雲へ向かって
幾度も重ねて(い)くかのように
蒼空(そら)へ 自由を裂け