窓の外はもう日曜日歌詞
添加日期:2023-12-13 時長:04分55秒 歌手:九州男
何もない時代に
生を受け何も考えず
僕は育った
裕福でも
なければそんな
貧しくもない一般的な
家は一応二階建
さえない僕は男子校
學校の先生や
親はああしろ
こうしろなんて言う
のが口癖なんだろうか
いつからか思いっきり
階段駆け上がる
変な癖がついて
殺風景な部屋には親
が付けたカーテンは花柄
開けば気まぐれな
空が広がる二階
のベランダ
そして週末になれば
いつも家の前を通り
過ぎる君を
見降ろしていた
晴れが曇り後に
雨がふりまた晴れが
來て天気は笑う
色んな気分を覗かせる
わがままな空だった
としても
呆れるほど君が好き
で好きで好きで
たまらなくなる
毎週末必ず來る
窓の外はもう日曜日
君は僕に
気付いていつしか目
が合う度にほほ笑む
気持悪くて笑っている
のか興味を持っている
のかわからなかったが
答えは奇跡的に
後者だった
いろんな説明は省くが
後に僕らは手をつなぎ
合ってたんだ
いつまで経っても君
の笑顔が見れるのなら
何事でも苦ではなく
だってそれはただただ
僕のエゴイズムの
一環でもあってさ
唯一苦しそうな
顔を見せた時は
産婦人科のベッドの上で
でもその後は器用に
泣きながら何倍も
の笑顔を見せた
晴れが曇り後に
雨がふりまた晴れが
來て天気は笑う
色んな気分を覗かせる
わがままな
空だったとしても
呆れるほど君が
好きで好きで好きで
たまらなくなる
毎週末必ず來る
窓の外はもう日曜日
流れ流れゆく雲
時に流されて
ベランダにまた
小さな燕の
巣が出來ていた
ああしろ、こうしろと
言い育てた子供も
巣立っていき
どっちが先に
死ねるかなんて
遊びでカケてたけど
結果、僕が負けた
時計とにらめっこしてた
日々も懐かしいなあ
子供代わりに君と
飼った犬もどうやら
僕と同じ
お爺ちゃんらしい
こうやってベランダ
の外を見降ろせば
タイムスリップする
學生時代の君と
僕がほほ笑んで
交差する瞬間に
覚えてるかい
初めて目が合った
時の事を
初めて會話した
時の事を
僕は覚えてる
まだ昨日の事みたいに
人に喜び人に泣きまた
人に喜んで君は笑う
無邪気な表情見せる
自由気ままな
空みたいだったよ
今になっても君が
好きで好きで好きで
相も変わらず
後悔はない地味
だったけど世界
一幸せだった
晴れが曇り後に
雨がふりまた晴れが
來て天気は笑う
色んな気分を覗かせる
わがままな空
だったとしても
呆れるほど君が好きで
好きで好きでた
まらなくなる
毎週末必ず來る
窓の外はもう日曜日
次あったらまた
平凡な生活が続く
だろうけど
いっぱい笑わせて
あげよう
それが今は唯一
の楽しみなんだ