ライムライトの殘火歌詞
添加日期:2023-12-13 時長:05分23秒 歌手:アヤネ
作詞 : Metomate
作曲 : Metomate
編曲 : Metomate
薄闇に浮かぶ火は
眩く明滅して
この身を焦がして
壊してゆく
絡み付く 剝がれ落ちてゆく
時が止まる 紡ぐこともなく
夢と現 屆かずに消えた
殘り火が映す世界で
哀しみに枯れた命を溶かして
伽藍堂のキャンバスを塗りつぶした
燃え上がる月が狂おしいほど
私を照らす
幸せに咲いた命もいずれは
美しく終わりを彩るなら
偽りでいい 見えなくていい
欲しかったのはあの煌めき
凍てついた傷痕が
優しく目隠しして
閉ざしたことさえ
忘れていた
真実が終わりを導く
時と共に 黃昏に染まる
物語が 剝がれ落ちてゆく
殘り火が燈る世界へ
消せない記憶と心を閉ざして
終わりのない世界に沈んでいた
剎那に咲いた空目の笑顔が
私を包む
哀しみに枯れた心もいずれは
そう 真実と向かい合えるなら
忘れていたい 今だけでいい
例えばそれが幻でも
空は陰る 時は満ちる
月は陽炎のように
儚げな黃金色に揺らめく
帰れない季節と孤獨の行方は
訪れる不條理の中で夢を見た
燃え上がる月が狂おしいほど
私に告げる
哀しみに枯れた命もいずれは
美しく終わりを彩るから
また咲かせよう 何度枯れても
忘れはしない 抱きしめたまま
屆かなかった あの煌めきを