アクアテラリウム(水族箱)歌詞
添加日期:2023-12-13 時長:04分56秒 歌手:一點兔
溫かい水に泳ぐデトリタス
長い時間をかけて糸を紡ぎながら繭になる
一體どれくらい目蓋を閉じていたんだろう
待っても待っても僕らずっとふたりきり
ここは有限の水槽で 名前を呼べば泡になる
溫かい水に泳ぐデトリタス
長い時間をかけて糸を紡ぎながら
穩やかに眠る君の外側で
全ての感情から守る繭になる
靜かすぎたこの楽園で漂いながら
何一つ変わらないんだって気づいても
君の姿を見るだけで 僕の視界は透き通る
揺らぐ向こう側 屆かないままに
近くて遠い砂の橋は碧く溶けた
穩やかに眠る君に寄り添って
波打つ月のかたち そっと見上げてる
いつかひとりで目覚めた君の
はじめて瞳に映す景色が
美しいものだけで満たされる様に 捧ぐ子守唄
溫かい水に泳ぐデトリタス
長い時間をかけて糸を紡ぎながら
穩やかに眠る君の外側で
全ての感情から守る繭になる
終わり