沈丁花歌詞

添加日期:2023-12-11 時長:04分48秒 歌手:Pyn

煙立つ 頂の先の
忌まわしき 月を睨め付けていた
煤が舞い 燻ぶる魂
哀れみも 施しも寄せず
揺れる瞳に 涙を溜めているのに 嗚呼……
此の身に出來る事等無い
只、腕を伸ばして抱き締めた
か細く震える胸に 馨り立つ沈丁花
人の子よ 己を厭わず
願うなら 永久に人であれよ、と
けれど 何時かは燃え盡きてしまうから 嗚呼……
貴女が灰と消える時は
私が此の身で燃やしましょう
そして其れを埋めたなら 庭に咲く沈丁花
貴女に出逢えたあの日から
此の指ではもう數え切れず
幾年が過ぎようとも 傍に咲く沈丁花
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