バードケージ歌詞
添加日期:2023-12-09 時長:04分35秒 歌手:挫折P
作詞 : MOCO・挫折P
作曲 : 挫折P
いつもの朝いつもの道 変わらない毎日を歩く
ふと気づいた 君はいつも 獨りきりで止まっていた
晴れの日でも雨の日でも ここから出れはしないから
君は少し悲しそうに 笑って言ってた
籠の中が君の知る全て 外に何があるかも知らずに
出來る事は笑う事だけと 強がって見せた笑顔は全部
偽者だと知っているんだ
なぜ君は僕の前で そんな顔で笑えるんだろう
赤い瞳に映る世界なんて 壊してしまえばいい
なぜ僕は君の涙 知る事すら出來ないんだろう
僕が君に何が出來るかを ずっと考えてるんだ
外はどんな風景なの 籠の中の君が聞いた
僕は図鑑 両手に抱え 一つ一つ描いていく
『花の名前』 『星の在り処』 君が知りたいと望むもの
全部教えてあげたいんだ 君が笑うなら
僕は君を知りたいと願い 君は世界を知りたいと願う
すれ違って歪(ひず)んでく景色 涙の理由は "僕" なんだと
その時 初めて気づくんだ
なぜ僕は君の涙 拭う事が出來ないんだろう
禁斷の果実は結局 君を苦しめただけ
なぜ君はこんな僕に それでも笑ってくれるんだろう
「ごめん」と呟いた聲はもう 君に屆かないんだ
望めば望むほど 僕らは離れてく
無い物ねだりの毎日は 突然 音も無く崩れていく
君はやっと気づいたんだ 自分も空を飛べるんだと
君を縛る鳥篭(とりかご)なんて 最初から無かった
僕がここに居た意味が あったのかもう分からないけど
最後にもう一度だけ 君の笑顔が見たいんだ
なぜ君は僕の前で そんな顔で笑えるんだろう
赤い瞳に映る世界は 砕けて色付いていった
風が凪いで 光さして 果てなく続く空の向こう
自由になった羽を広げて きっと君は飛べるから
君が望んでた未來(さき)へ
------END------