鳥居の向こうの夢蒔絵歌詞

子守唄を聴く
このゼンマイを回すだけでいい
いつも同じ歌 飽きずに歌っている
いつまでいつまで廻っているの
掠れる音 歯車聲と重ねて
いつまでいつまでドアを閉めるの
誰かが外から手招く
鳥居に呑まれたら 木の葉が線を引く夢蒔絵
乾いた漆はいつかの瞳に見える
貴方が手を引いて記憶に落ちてない夢蒔絵
子守唄を聴く
子守唄を聴く
子守唄を聴く
このゼンマイを回すだけでいい
長い年月で聲が枯れ始める
いつまでいつまで生きてられるの
霞んだ音 歯車壊れかけてた
どうしてどうして幅が違うの？
與えられた時間の粒
季節に呑まれたら滅びに傾いた夢蒔絵
乾いた漆は長い記憶を眺める
貴方が見せたがる館に落ちてない夢蒔絵
儚げに佇む一瞬が美しい
鳥居に呑まれたら木の葉が線を引く夢蒔絵
乾いた漆はいつかの瞳に見える
貴方が手を引いて記憶に落ちてない夢蒔絵
錆びれた景色に子守唄を添えて描く