イエロウ歌詞

作曲 : ツミキ
最初から僕らが分かり合えないことを
あなたは気付いていたのでしょう
さよならさよならいつまでも
ふと何かに擬態したような顔を顰める癖も
いつかいがみ合って嫌になって泣いた泥々の夜も
朝の鮮やかさも星の結び方もあなたが教えてくれたのに
エンドロールをただ眺めて続きを望んだ僕はいまや愚かな魚
果たして何が違ったのだろうすべてが間違いだったのだろう
色の無い花火が夜に咲く
弾けるネオンネオンネオン僕らはメロウメロウメロウ
思い出せないこと程忘れたくないこと
でもでもでも溶けてゆくイエローイエローイエロー
それは美しく散ってゆくはなびらのようだった部屋には無音
こころがまた揺れる
理想とエゴの海に今日もまた沈む
記録とメモリーを重ねて溺れる
感情が泡のようにまたたいている
無くした切符歩んだ道
壊れた傘肩濡らす雨
今はひとりきりのパレイド
ラストシーンが終わる前にフイルムを戻せば僕らはまた一つになれるでしょう
(でもでもでも)さよなら
(でもでもでも)さよなら
弾けるネオンネオンネオン僕らはメロウメロウメロウ
思い出が枯れる日まで忘れられないのでしょう
でもでも手を振るのさイエローイエローイエロー
それは美しく散ってゆく
はなびらのように
いつしかそんな花束を僕らは紡いだんだ