花降らし AcousticPop Arrange.歌詞
添加日期:2023-09-17 時長:04分40秒 歌手:n-buna
作詞 : n-buna
作曲 : n-buna
花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
身體ごと宙に浮いて
飛んでしまえたら私は
はらはらはら
一人で踴ってるだけ
ただそれだけだ
春先の空気が澄んでいたから、赤いサンダルを履いて
出かけた先のあの並木のことはあなたから聞いていた
桜が並ぶらしい
顔を伏せるように歩く人が多いから嫌になって
そしたら飛んでいた桜が切に愉快に見えたから
この道で踴ってやろうと思った
タッタラタ、ラッタッタ
足を運ぶ
タッタラタ、ラッタッタ
音を鳴らす
タッタラタ、ラッタッタ
春を踴るのさ、桜の下で
花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
身體ごと宙に浮いて
飛んでしまえたら私は
はらはらはら
一人で踴ってるだけ
ただそれだけだ
並木を抜けるほど歩く人の
冷めた視線も気にならなくなる
足がもつれても、髪が解けても何か楽しかった
背を曲げて生きてる私じゃないみたいだ
花びらの落ち方にだって
あなたとの思い出が溢れる
うるさいくらいに私を覆うそれを、
あなたに教えないと
あなたの葬式を見た
なんてことのないアイロニー
形だけ何か述べて通り過ぎ行く
あぁ、私は
はらはらはら
一人俯いてるだけ、ただそれだけだ
花びらが宙に浮いた
舞った一足のサンダル
貴方ごと宙に消えて
行ってしまえたら私は
はらはらはら
一人で踴ってるだけ
式日を背に
一人俯いてるだけ
ただそれだけだ