噓月(「想哭的我戴上貓的面具」片尾曲)(翻自 ヨルシカ)歌詞

添加日期:2023-07-25 時長:04分49秒 歌手:Sakanya

作詞 : n-buna/n-buna
作曲 : n-buna/n-buna
雨が降った 花が散った
ただ染まった頬を思った
僕はずっと バケツいっぱいの月光を飲んでる
ほんとなんだ夜みたいで
薄く透明な口觸(くちざわ)りで
そうなんだって 笑ってもいいけど
僕は君を待っている
夏が去った 街は靜か
僕はやっと 部屋に戻って
夜になった こんな宵(よい)月を一人で見てる
ほんとなんだ 昔の僕は
涙が寶石でできてたんだ
そうなんだって 笑ってもいいけど
聲はもうとっくに忘れた
思い出も愛も死んだ
風のない海辺を歩いた
あの夏へ
[僕はさよならが欲しいんだ
ただ微睡(まどろ)むような
もの一つさえ言わないまま
僕は君を待っている
歳を取った 一つ取った
何もない部屋で春になった
僕は愛を底が抜けた 柄杓(ひ しゃく)で飲んでる
ほんとうなんだ 味もしなくて
飲めば飲むほど喉が渇いて
そうなんだって 笑ってもいいけど
僕は夜を待っている
君の鼻歌が欲しいんだ
ただ微睡(まどろ)むような
もの一つさえ言わないまま
僕は君を待っている
君の目を覚えていない 君の口を描(か)いていない
もの一つさえ言わないまま
僕は君を待っていない
君の腹を知っていない
君の頬 思っていない
さよならすら言わないまま
君が夜になってゆく
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