悪女歌詞

作詞 : 中島みゆき
作曲 : 中島みゆき
編曲 : 船山基紀/後藤次利
マリコの部屋へ電話をかけて
男と游んでる芝居　続けてきたけれど
あのこも　わりと忙しいようで
そうそう　つき合わせてもいられない
土曜でなけりゃ映畫も早い
ホテルのロビーもいつまで居られるわけもない
帰れるあてのあなたの部屋も
受話器をはずしたままね　話し中
悪女になるなら月夜はおよしよ
素直になりすぎる
隠しておいた言葉が　ほろり
悪女になるなら
裸足で夜明けの電車で泣いてから
涙　ぽろぽろぽろぽろ
女のつけぬ　コロンを買って
深夜の　サ店の鏡でうなじにつけたなら
夜明けを待って　一番電車
凍えて帰れば　わざと舍てゼリフ
涙も舍てて　情も舍てて
あなたが早く　私に愛想を盡かすまで
あなたの隠す　あの娘のもとへ
あなたを早く　渡してしまうまで
悪女になるなら月夜はおよしよ
素直になりすぎる
隠しておいた言葉が　ほろり
こぼれてしまう　「行かないで」
悪女になるなら
裸足で夜明けの電車で泣いてから
涙　ぽろぽろぽろぽろ
流れて　涸れてから