ハウル歌詞
添加日期:2023-03-25 時長:03分16秒 歌手:Growth
荒野に轟く 火薬の音に
恐れを為し 岩陰に隠れ
獲物抱えた 狩人たちの
去りゆく背中を 睨みつけた
縄張りを守り 我が子をかばい
無念の亡きがら 數多に散り
幼き群れは ねぐらを追われ
それでも 月日を耐え忍んだ
山を馳せ 陽は昇り 暁を導いて
彼ら行く どこまでも
仇の待つ その地へと
変わらない面影を
水面に映し 泣いて
やまびこの遠吠えが
呼び起こす あの日々へ
奔る 月燈りを浴びて
靜まり返った 夜更けの街で
狼の群れは 息を潛め
納屋に漂う 毛皮の匂い
狩人の寢込みに牙をむいた
目を覚まし 泣き叫ぶ
赤子の聲に惑い 見せた隙
不意を突く 銃聲が響き渡る
背を向けて 逃げ出した
胸の傷 引きずって
ほうぼうの遠吠えが
呼び起こす あの場所へ
奔る 弱さを噛み締めて
命を賭して 殘されたもの
絶やさぬよう かばい合って
君は 生きてく
変わらない面影を
形見のように 抱いて
やまびこの遠吠えが
呼び起こす 彼方の夢
戻らない憧れに
胸の傷 疼いても
ほうぼうの遠吠えが
呼びかける 明日へと
奔る 月燈りを浴びて
吠える 命を噛み締めて