蛍月夜歌詞

添加日期:2023-03-25 時長:04分43秒 歌手:竹內順子

はらり 舞(ま)ひ散(ち)る 雪(ゆき)のや(よ)うに
儚(はかな)く纏(まど)ふ 影法師(かげぼうし)
ひらりと踴(おど)り 消(き)え逝(ゆ)くなら
せめて 一夜(ひとよ)の
光(ひかり)あれ
廻(めぐ)り廻(めぐ)る 永久(とわ)の月(つき)の宴(うたげ)
背中(せなか)合(あ)はせの言葉(ことば) 交(か)は(わ)しても
夜空(よそら)を埋(う)める 幾憶(いくおく)の星(ほし)には
僕(ぼく)の姿(すがた)だけが映(うつ)らない
君(きみ)を想(おも)ひ描(えが)く 淡(あわ)い陽炎(かげろう)が今(いま)
蝶(ちょう)の羽(はね)を揺(ゆ)らし 灰色(はいいろ)に燃(も)やす
たとへ 全(すべ)てが瞳(ひとみ)閉(と)ざし
前(まえ)に進(すす)めなくなっても
君(きみ)が行(ゆ)く 道(みち)の先(さき)を
照(て)らしてあげる
嗚呼(ああ) 僕達(ぼくたち)は
明日(あす)を夢見(ゆめみ) 眠(ねむ)りを忘(わす)れた蛍(ほたる)
弧(こ)を描(えが)き
闇(やみ)をもがき
光(ひかり)に群(む)れる
オルケストラ
終(お)はり告(つ)げた 祭(まつり) 靜(しず)けき夜(よる)
顔(かお)を変(か)へた月(つき)を 見(み)上(あ)げてゐた
空(そら)を目指(めざ)し 延(の)びた枝葉(えだは)に そっと
解(と)けないやうに 結(むす)んだ願(ねが)ひ
君(きみ)の頬(ほほ)に觸(ふ)れて 輪郭(りんかく)なぞるたびに
香(かお)りに包(つつ)まれた 思(おも)ひ出(で)が消(き)える
やがて 全(すべ)てが瞳(ひとみ)閉(と)ざし
足(あし)が止(と)まったとしても
君(きみ)の目(め)に 映(うつ)る世界(せかい)
一緒(いっしょ)に見(み)たい
嗚呼(ああ) 僕(ぼく)はもう
君(きみ)を照(て)らす 光(ひかり)になれないけれど
手(て)を握(にぎ)り
笑顔(えがお)くれた
その目(め)に燈(とも)る
君(きみ)の涙(なみだ)
たとへ 全(すべ)てが瞳(ひとみ)閉(と)ざし
前(まえ)に進(すす)めなくなっても
君(きみ)が行(ゆ)く 道(みち)の先(さき)を
照(て)らしてあげる
嗚呼(ああ) 僕達(ぼく)は
明日(あす)を夢見(ゆめみ) 眠(ねむ)りを忘(わす)れた蛍(ほたる)
手(て)に入(い)れた
眩(まぶ)い光(ひかり)
抱(だ)き締(し)めながら
君(きみ)を想(おも)ふ
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