夕暮れ急行最果て行き (feat. 初音ミク)歌詞
添加日期:2023-02-25 時長:02分42秒 歌手:ざんぎ
作詞 : アルセチカ
作曲 : ざんぎ
読みかけの本を閉じ、
バスに乗る迄。
味気ないこの日々も、持ってくよ。
雨は過ぎてく。
不変的帰り道の、帰り方を教えて。
喧騒は遠く。
流れてゆく街並みの、
忘れ方を教えて。
答案は白紙のままで。
傾く窓辺に些細なにわか雨。
赤を裂く夜が嫌に鳴いて。
暮れる記憶も思いも、
手放したら、また明日。
通り過ぎていく。
不変的帰り道の、帰り方を教えて。
憧憬が滲む。
正しいという歩き方と、
終わり方を教えて。
終點は最果ての先。
傾く窓辺にもたれて夢を見る。
書き留めた夜から目を背けて。
濕気る記憶も、
銃と億その後の靜寂も通過して。
形にならぬその痛みを、
破いて!壊して!正して。
轍に殘るこの僻みを、隠して。
これで、愛せるかな、な。な?