ロヒの孤毒歌詞

添加日期:2022-06-18 時長:03分46秒 歌手:コウ

作詞 : コウ
作曲 : コウ/kakeru
斷ち切った導火線の先で
濕気った毒菓子を頬張る君は
出口をまだ知らなくて
-「毒の完成だ」
-「レクは何を見ていたんだ?」
-彼女は怪しい男と會っていた。
-純粋な心を蝕んだのは、ある毒だった。
-劣等感という、毒。
最終的にひとり壁の向こう
うつさずに済めば
叱られないだろう
-そうだろう?
「世界が悪い」
それは言いっこ無しだ
羽の無い鳥が
疎まれる理由を
-俺が薬の研究を始めた。
心を掬えない
操作性に飽き飽きして
-「俺もロヒみたいになりたかった。」
-「俺はお前と走るよ。」
-ナツオリ、俺を走らせてくれ。
足の無いお姫様とは踴れない
-俺はレクみたいな人間を救いたい。
-俺は、「誰」だ?
-俺は、「俺」だ。
今試験管の中で混ざって
もう愛も噓も君の顔さえ
分からなくなって
希望絶望のアンケート白紙で
書き溜めた思考
ぐるぐる廻り引きずり出す
世界の手
-Was the baton connected?
ねぇ最後?なんてね
-これはイカれた向精神薬だ。
-けど死んじまうより、いいだろ。
知らない
意味の無い詩が
-「これが抗體保有者のリストだ。」
色になって誘う
壊れたバトンを
-「これで薬が作れる」
今試験管の中で変わって
綺麗になるため伸ばした爪が
その瞳を刺したから
-「俺は今、誰かを救うことができる。」
-大嵐で電脳世界の接続が切れた。
-俺が作った薬は、現実世界の薬じゃない。
-ひとりで、電脳世界に入らなくちゃいけないんだ。
-ジュケさんにもらったリストを調べると、
-それはほとんどが隔離対象者だった。
-自殺志願者が、生かされて電脳世界に導かれている。
-そこにレクの名前もあった。
-NILD-4が流行する前に、リストに名前がある。
-「ジュケさんが調べてたのは、現実世界で生きてる人間じゃない。」
-「電脳世界で生きる人間だったんだ」
-「ここには死んだ人間もいる。」
-違う、現実世界の人間を殺して、ここに連れてくる。
-國に自殺志願者を隔離させるようにこのウイルスを作ったみたいだ。
-確実にこれは、“誰か”の畫策だ。
-「ロヒ君、僕はもう長くないかもしれない。」
-「ミアという子がパスワードを知ってるはずだ。」
ありがとう
空が無くても走れるよ
回ってきたみたいだ
今試験管の中で混ざって
もう愛も噓も君の顔さえ
分からなくなって
希望絶望のアンケート白紙で
-バトンは離すなよ
愛されなくていい名前が欲しい
“英雄”とただ呼んでくれ
-「絶対に二人で、走り続けよう。」
-「これは毒だ」
いつか毒も裏返る
-俺は電脳世界にウイルスを撒き散らした。
君の灰で作る薬
-「レク、君はもうデータしかないんだ」
いつか獨も愛せるか
-獨りは俺だけでいい。
今は息を止めるだけ
-「いつか追いつくよ」
-電脳感染、か
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