紫陽花の夜歌詞

添加日期:2021-12-22 時長:03分25秒 歌手:ねじ式

閉じ込められてた言葉が 胸の中
どしゃぶりの雨を降らせる夜
魔法が解けてしまうならこの痛み
抱きしめて夜を明かしたい
似たもの同士だからこそ解ってた
軌道(きどう)が外れた二人の未來
重力(じゅうりょく)に惹かれる星の屑のように
塵(ちり)に還る運命と
靜かに密(ひそ)かに重ねた噓
火がつき燃え出した
優しさが何の理由にもならない事
解ってたのにな
ため息色した季節がほら
心に風穴を開けて
良かった事だけ頭巡り
張り裂けそうなんだよ
左脳(さのう)じゃなく理論(りろん)じゃなく
身體中に溢れてる
雨音に消えそうな聲
「アイタイ」
「ありがとう」を重ねた日々燈しても
一度の「ごめんね」が吹き消した
未熟(みじゅく)さの病(やまい)に冒され彩りを失った
花はもう咲かない
こんなに暑いのに手をポケットに
しまいこんで歩いたのは
いつも繋いでた右手がほら
行く場所が無いから
右脳(うのう)じゃなく「なんとなく」じゃなく
この部屋の片隅で
君の匂いがしだいに消えていく
獨りきりの狹い部屋で僕は迷子になっていく
鳴らない電話(でんわ)に「キタイ」「オビエ」
夜が更(ふ)けていく
ため息色した季節がほら
心に風穴を開けて
良かった事だけ頭巡り
張り裂けそうなんだよ
左脳じゃなく理論じゃなく
身體中に溢れてる
雨音に消えそうな聲
「アイタイ」
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