戀草ばやし歌詞
添加日期:2021-12-14 時長:04分00秒 歌手:F.KoshibaわんだらP
蝶よ花よと愛でられて 籠に飼われている乙女
片や憂き世に放られて 道化演じている男
絢爛豪華な宴の席 面を被った男の余興
初めて觸れる世俗の笑いに 無垢な乙女は魅せられた 魅せられた
それは幸いか 災いか ないものねだりの戀草
戱けた面が夢見せる
取ればさめるか 否々それこそ 笑い草
全て至れり盡くせりの 籠の中に撒かれた種
その日暮らしで乾からびた 道化の胸も萌え上がる
卑しき境涯 奇抜に覆い 面で隔てた天上天下
初めて受ける清らな眼差し 擦れた男は捕われた 捕われた
神の計らいか からかいか 身の程知らずの戀草
たおやかな手が悩ませる
取れば枯れるか はたまた共々 根無し草
それは幸いか 災いか ないものねだりの戀草
戱けた面が夢見せる
取ればさめるか 否々それこそ 笑い草
神の計らいか からかいか 身の程知らずの戀草
鼻摘まみ者が花を摘む
行方晦まし 後々巷の 語り草