dull (feat. 初音ミク&巡音ルカ)歌詞

やりたいがあまり目的がぼやけてる
「健康を害する者へは死を」
善悪の境界線がぼやけてる
ぼやけてる
「傷付けぬ笑いが好き」
本音に検閲がかかりぼやけてる
「このクラスに虐めは無かった」
棲み分けたはずの領域がぼやけてる
ぼやけてる
「不健全なモノは隠せ」
”こうあって欲しい”とい結末
ありぎて進む多數派に
ボカシで隠されてゆく僕ら
僕ら
靄にぼんやりぼっかり浮いている
ヒトならざる漂流物
言うがまま　右へ　左へ　前へ　地獄へ
つんぼ桟敷のままで
ヤツラがぼかしたモザイクの下で藻掻いて
同志探し続けてる
ここが遵守と教育と配慮の元に
消毒される前に歌おうぜ
おらが村に枯葉剤が撒かれ
ゾーニングしたはずの地帯に焼夷弾が降って
いじめられっ子同土で避難しても
下位の者が防空壕の外に蹴り出されてゆく
ハートか　ヘイトか　ぼやけてる
圧倒的武力で訴える
恆久的平等とラブアンドピーズに
為す術なく奪われてく居場所
僕ら
靄にぼんやりぼっかり浮いている
ヒトならざる漂流物
言うなり　優生學的選択にやられ
追われた群れの外で
それでもはかしたモザイクの下で藻掻いて
同志探し続けてる
やがて好きな人も物も全部
爆破される前に歌おうぜ