CREVASSE歌詞

どこだって構わない　側に居るのなら
その聲を忘れないのなら
還る場所　ひとつさえあればそれでいい
全ては知らないまま
靜かに崩れていく暗黙と
逸らした視線の代償
飲み込む冷えた空気　伸びる影
分かってる　もう戻れないな
埋まらない傷　その手で觸れて
抱きしめて　確かめて
夢だって構わない　覚めないままなら
いちから やり直せるなら
不器用な、透明な言葉で繋ぐ指
ほどけてしまう　その前に
瞬きのたび凍りゆく視界で
掬いだす少しの証跡
肺まで溺れてしまったって
だって今更　信じたって、もう
気づかなけりゃよかったのか？
反転する世界で
進んでしまう心、止まらない針
途切れる聲　遠く
吐く息は白く　煙のように消えていく
ひび割れた あいだなんて
溶けて いびつになるだけ
巻き戻して　落ちていく空を瞳に映して