境界線歌詞

添加日期:2021-12-01 時長:04分54秒 歌手:amazarashi

amazarashi - 境界線
作詞:秋田ひろむ
作曲:秋田ひろむ
編曲:出羽良彰
Sound Produce:出羽良彰
どんな風景その目に映した
星が燈った最後の瞬き
諦観 それも
今となりゃ野暮か
夜は暗い
誰も明かりを持たねば
誰も知らない
名付けられない
僕らの火花が
少し照らしたのは
乾からびた土 焦げた瓦礫
確かに笑った君の日々
境界線の向こう側で
忘れさられ終わる定め
そう知りながら
屈服することを
許さぬあの聲は
かつての戦友か 己の心か
存在意義は
いつだって自分以外
例えば君 その聲だけ
屆く距離ならば
微かに燈る火を
僕は希望だって
呼べる気がしたんだ
こんな風景見たくはなかった
泣いた聲を塞いだ泣き聲
向こうは怖い
とでかい聲がして
それが伝播して
殘響が人を刺した
善良を粗暴へ容易く変える
その一聲は紛れない正義だ
慘い獣に姿を変えるのは
いつの時代も守るため
境界線の向こう側で
打ちのめされて
悲嘆に暮れて
それでも尚
自分偽ることを
咎めるあの聲は
故郷の殘像か 己の心か
存在意義は
いつだって自分以外
例えば君 その聲だけ
屆く距離ならば
微かに燈る火を
僕は希望だって
呼べる気がしたんだ
薄情な決斷も
選び取った無謀も
屈した敗北も
妥協した選択肢も
こうならざるを得なかった
昨日を恨むから
次こそ選ぶんだ
僕が許せる僕を 今日を
境界線の向こう側で
足掻く人々 嘆く人々
目にしながら
沈黙することを
選択するならば
僕らは共犯者
人たりえたのか
存在価値は
いつだって自分の中
個々に宿る銘々の色
胸に抱いたなら
微かに燈る火が
最後の星空と
どこか似ていたんだ
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