咒（まじない）歌詞

不快指數はクレイジー
胸の底で聞いた
投げやりなアタシの意地悪も
聲にしたら最後
吹き込まれた風が
目まぐるしい速度で駆け巡る
見え透いたライアー
吹けば飛ぶような
口移しで交わす約定も
紛い物と
ただ侮れずに
踏み込んだその先は蜃気樓
眩む稲妻より轟く言葉なら
いつか真実さえも貫く
ミラージュ
もう止まれない不可視の領域で
欲望も噓も絡む渦の
手招く方へ
占いの言う通り
選択は慎重に
思わぬ絡繰りがあるという
所詮蟲のように
他人（ひと）の不幸の蜜に
惹かれてく本性は偽れない
それでもマージナル
諸刃の傷を
見ないふりするのも限界ね
強がりなら
気付かせない
瞬間を狙い撃つスコーピオン
暗む夜空より優しい言葉から
幾度 絵空事に惑わされて
違う
誰だってそう 握りしめたままの
本當を罪を
解き放ってみたいだけなの
欲望のターミナル
唱えた文字の
正しさを決めるのは誰なの
螺旋狀に下る道の上
いつしか見ていたのは蜃気樓
眩む稲妻より轟く言葉なら
いつか真実さえも貫く
ミラージュ
もう止まれない 不可視の領域で
陰りさえ狂気さえ抱く渦の
手招く方へ
陽炎の日々の
その全てが
解けてゆくまで