何でもない朝に歌詞

添加日期:2021-05-18 時長:04分51秒 歌手:kemu

何でもない朝に (空無一物的早晨) - kemu/GUMI (グミ)
詞:kemu
曲:kemu
不思議と幼い頃には
どんな悲劇も救われる気がして
あいつが死んだ朝には
映畫みたいに泣けやしなくて
知らない間に
夢は覚めて
將來とか世間體とか
気が付いたら
大人になって
奇跡の一つも知らないまま
何にもない何にもない
眠い朝だって
誰かの儚い未來を
踏み台にして欠伸して
何でもない何でもない
幸福なんかが
悲劇の終著點だと
ねえ今の僕に
知る由もないよ
名前も知らない犠牲者は
こんな夜も奇跡と思うでしょう
明日が來なきゃいいとか
そこそこに僕は思うけど
いつからか
都會も慣れて
懐かしい匂いも知ってさ
迷惑と心配ばかりで
ごめんの一つも言えないまま
何にもない何にもない
眠い朝だって
誰かの夢の続きで
ハッピーエンドかもしれないから
何でもない何でもない
幸福なんかが
どれほど眩しいものか
ねえ今の僕は
ねえ幸せでしょうか
もう誰も知らない
おとぎ話
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