滲色血界、月狂ノ獄歌詞
添加日期:2021-04-13 時長:05分49秒 歌手:葉月奈乃
滲色血界、月狂ノ獄 (滲色血界、月狂之獄) - 葉月奈乃 (葉月なの)
詞:鍵山れいら
曲:黒鳥
極彩色纏う
狂気の幕開け
何処にも逃がさない
無條件牢獄
割れたガラスの先
滲む鉄の色
味わい吐き出せば
無意味に朽ちたさえずり
虹色揺れるたび
恍惚踴る
強がりも諦めも
その目に宿す熱
(あやめて早く
絶えず憎まれ)
足りないのそんなんじゃ
抱いてよ裂いてよ
(罵詈雑言も
浴びせ続けて)
悔しいの泣いてるの
崩れた足元に
(欲満ちるまで
壊して欲しい)
雫こぼれて心まで亂す
(常識の果て
望み続けて)
削られた羽音
憎悪の幕引き
四方を囲まれる
不完全神罰
叫び狂い屠る
幼き月の音
奏でて響くたび
無様に曬す歌聲
行き損なう度に
積もる夜なら
血が騒ぎ踴り出す
ヘイトを貯めて舞え
(不要だといえ
嬲り嬲られ)
愛だけじゃ言えないと
刻んで藻掻いて
(上下左右も
わからないほど)
苦しいの泣いてるの
倒れたその背中
(存在意義も
叩き壊して)
眺めため息
お遊びのつもり
(消え去る価値は
所詮お飾り)
ねぇ誰か教えて
私は間違っているの?
暗い暗い暗い
暗い暗い暗い
暗い暗い
狹い狹い狹い
狹い狹い狹い
狹い狹い
暗い
こんな箱庭の中で
ずっとずっとずっと
ずっとずっとずっと
永遠を夢見ていた
自分の流す血の色は
一體どんな色をしている?
誰も知らない
誰も教えてくれない
それならば確かめさせて
苦しい苦しい苦しい
苦しい苦しい苦しい
誰かを探しているの?
ここで終わらせて
強がりも諦めも
その目に宿す熱
(あやめて早く
赤に沈めて)
足りないのそんなんじゃ
抱いてよ裂いてよ
(美辭麗句など
屆かないから)
悔しいの泣いてるの
崩れた足元に
(許さないまま
血の境界で)
雫こぼれて心まで亂す
(痛めつけてと
すがりついてる)
足りないのそんなんじゃ
(ほんとのわたし
どこにもいない)
この生を引き裂いて
(あなたのそばに
いられるのなら)
足りないのそんなんじゃ
(美しく舞う儚い命)
喰らい盡くされ生の花散らす
(ずっと貴方と
綺麗な世界)