帽子歌詞

添加日期:2021-04-11 時長:04分23秒 歌手:森ゆに

吹き抜くすきま風
白くかたどったうなじの艶っぽさを
通り抜けて舞い上がっていく
帽子を取る間もなく
遠くへさらっていった
たまにかすめた黒い雲を越えて消えていく
たしかに夏の日は
若くいろどって私を誘ったのに
音もなく遠ざかっていく
窓辺に殘る影
おでこにはりついた影
雨を降らせばやがて七色の時が來る
どこまで戀は続くだろうか
戀は続くだろう
酔いをひとりでさます間
蟲が息をひそめて待っている間に...
もういちどすきま風
白く浮き立ったあなたの色っぽさを
通り抜けて舞い上がっていく
もう一度春が來て
何もかもが終わる頃
花は言葉を交わすひまもなく咲いていく
帽子はさらわれて
あなたの育った町をとびこえながら
悲しみも巻き込んでいく
昨日は過ぎ去った
明日の私だけが居る
忘れかけてたものが現れては消えていく
どこまで戀は続くだろうか
戀は続くだろう
酔いをひとりでさます間に...
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