千夜一夜物語歌詞
添加日期:2021-04-11 時長:05分08秒 歌手:Sekai no Owari
千夜一夜物語 - End of the World (世界の終わり)
詞:Saori
曲:Saori
編曲:SEKAI NO OWARI/斎藤ネコ
砂の國で生まれた王女は
誰よりも好奇心旺盛
「眠れるまで楽しい話をして」
國中の兵士を集めた
戦いの自慢話や
年寄りの説教を聞いても
王女の心は微動だにしなかった
世界は退屈で満ちていた
荒れた砂地のような私の
この気持ちを「孤獨」と呼ぶなら
裏側の世界のことは
何と呼べばいいの
當たり前のことも
何も分からないのに
知っているフリは出來ない
きっとこの砂が舞う世界に
光る星のような
意味を探し歩いているの
當たり前のことをあなたが
知っているなら
どうか私に教えて
そしてこの砂が舞う世界で
三日月の燈で
聞かせてアラビアンナイト
砂の國の王女の元へ
一人の兵士がやってきて
見たことも聞いたこともない話を
眠るまで聞かせてくれた
群青の空にかかる虹や
魔法のような雪を見たこと
でもここでは世界中のどこよりも
美しい星が見えることも
荒れた砂地で出會った彼に
會えなくなると分からなくなるの
「愛しい」と「苦しい」がまるで
同じに思えるの
當たり前のことが
分からなくなっていく時
ああ、戀をしているの?
まるでこの砂が舞う世界に
光る星のように
全てが輝いているの
嬉しいのに寂しくなって
悲しいのに愛しくなって
知りたいことを
「知りたくない」なんて
言ってしまうことがあるの
空を飛んで魔法の絨毯に乗って
一體どこまで來たの?
ここは孤獨の裏側の
世界のはずなのに
どうしてこんなに一人なの
當たり前のことが
分からなくなっていく時
ああ、戀をしているの
窓を開けて星を眺め
ため息で砂が舞う
聞かせてアラビアンナイト