ハルノユキ from polaris歌詞

添加日期:2021-03-10 時長:06分22秒 歌手:Lily Sayonara

ハルノユキ from polaris (春之雪 from polaris) - リリィ、さよなら。 (莉莉薩友吶樂)/増田俊樹
詞:ヒロキ
曲:ヒロキ
サクラの花が咲く度に
こんな気持ちになるのは
いつごろからだっけ
晝過ぎの 町外れの校舎
散らかった部室
機の上にばら撒かれた楽譜
ずっと何かを思い出さないまま
誰かの聲がする
誰かをずっと呼んている
日の光が少しずつ空気を緩めて
もうすぐ春がやってくる
微睡んだあくびをする
僕の名前を呼ぶ
誰かをずっと探している
そんな風に目が覚める
ここはあの街から
隨分と離れた都會の片隅
遠い昔の思い出は
春の匂いと一緒に
今年もまた 僕の元へ
春の雪ヒラヒラと
一片の想いを隠して
いつまでもいつまでも
屆かない淺い夢のように
小説はここで終わり
繰り返し読みすぎて
擦り切れたぼろいページ
もう捨ててしまおうかな
出來もしないことさえも
はしゃいで追いかけた日々
制服の僕たちが
この道を駆けていく
つまらない見栄と意地と
後悔だけ覚えて
「上手く大人になれたかい?」
どうか応えてくれ
會いたくて會いたくて
気がつけばまた春の匂い
何度でも何度でも
すり抜けていく君の面影
そうずっともうずっと
呼び続けている
いつかは消えてしまうから
返す機會失った言葉も
あの楽譜も
時が止まった僕さえも
どこにたどり著くだろう
水面が白く染まって
同じ季節が巡るよ
「ちゃんと幸せになれたかい?」
いつか教えてくれ
春の雪ヒラヒラと
一片の想いを包んで
いつまでもいつまでも
屆けたい君のその空へ
そうずっともうずっと
流れていった時間
いつかは死んでしまうから
たった一度きりの花は
やがて枯れても
春が來る度に
また逢えるというらしい
人ごみの街中でも
この桜の川辺でも
平等に訪れる終わりと始まりを
優しく濡らしていく
春の雪ヒラヒラと
一片の想いを許して
いつまでもいつまでも
屆けたい君の空まで
會いたくていま會いたくて
泣き出しそうなこの春の匂い
何度でも何度でも
すり抜けていく君の幻
そうずっともうずっと
呼び続けている
いつかは忘れてしまうから
うわごとのように
君の名前を
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