浪漫詩人歌詞
添加日期:2021-03-08 時長:04分59秒 歌手:高橋真梨子
浪漫詩人 - 高橋真梨子 (たかはしまりこ)
詞:高橋真梨子
曲:松田良
軋む古い舞台で
魂が彈いてる
こめかみまで
響き渡るチェロ
傷ついた柱は
歷史を匈わせる
ひとしきりに
稻妻が笑う
今は失った
淡いコンチェルト
永遠の命が
なぜかなわない
目覺めの乾きも愈せず
二度とあの時の
ロマンをうたえない
逸る胸おさえても
ほこりが踴る光線
カーテンコールの
まぼろしを重ねてる
煙る記憶の果て
階段をかけてく
誰もいないホールの
輕やかなる
こだまを聞いてる
耳にせまるレコード
風が泣いてるよう
すりきれてる
針が騷めいた
夜每くり返す
燃えるセレナーデ
かすれた音色
指をすべらせ
孤獨の曲を奏でる
誰一人過ぎたロマンを
うたわない
恥じらいを隱しても
ひとときの情熱に
縛られるたび
ほとばしる淚ごと
切れた運命の糸
二度とあの時の
ロマンをうたえない
逸る胸おさえても
ほこりが踴る光線
カーテンコールの
まぼろしを重ねてる
煙る記憶の果て