秋桜歌詞
添加日期:2021-02-08 時長:03分39秒 歌手:山口百惠
秋桜 (秋櫻) - 山口百惠 (やまぐち ももえ)
詞:さだまさし
曲:さだまさし
淡紅の秋櫻が秋の日の
何氣ない陽溜りに搖れている
此頃淚脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
緣側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くり返す
獨言みたいに小さな聲で
こんな小春日和の穩やかな日は
あなたの優しさが浸みて來る
明日嫁ぐ私に苦勞はしても
笑い話に時が變えるよ
心配いらないと 笑った
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら我盡な私に
唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは樂し氣にいたけれど
突然淚こぼし元氣でと
何度も何度もくり返す母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穩やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください